ほのぼの主婦の日常

40代主婦の気ままな日記

再出発への第一歩 〜前半〜

短期大学を卒業し、20歳より初めて就職が決まり、毎日仕事へ。

その頃は、いわゆる絵を描く「作家」を夢見ていたため、休みの日はアトリエに通っておりました。

「いつか、絵を描くことを仕事にするんだ!」と、密かな野望を燃やしながら。

20代前半は、子どもと接することも好きで、2年で仕事を変え、学童保育で指導員をしつつ「絵本作家」にもなりたく、23歳で、絵本のコンテストに入賞し出版も経験しました。

その後、学童も離れ、絵だけで生計を立てようと思いましたが、そんな簡単なものではなく、転々とアルバイト生活をしながら、気がつくと27歳を迎えていました。

学校は、遠の昔に卒業をしているにも関わらず、ろくに仕事にも就くわけでも無く、結婚をする相手がいるわけでも無く・・・途方に暮れる毎日でした。

そんな中「結婚をしたい!」と、強い思いがあり、最低限必要な”家事”の常識を身につけようと考えました。

そこで、近所にカフェができ、オープニングスタッフを募集していたので、お料理の勉強の為、パートをさせて頂くことにしました。

お料理は、食べることも作ることも、とっても好きだったので、苦になることは少なかったです。

カフェに勤めて2年が過ぎる、29歳のある日、知人を通しての紹介で、ある男性とお付き合いをさせて頂くことに。

その時、私は「結婚が出来る!」と、恋に恋をしてしまい、相手と自分が本当に生涯を通して寄り添っていかれるのか?と、正しい判断も怠ったままの状態で、2年半の交際を経て、結婚をしました。

今思えば、とても未熟でした。

少しの食い違いも、5年の年月が過ぎると、我慢の限界で、心も身体も日常に追いつかなくなってしまいました。

2人の生活から離れ、頭を冷やし、離婚を決断しました。

36歳の年始めの頃でした。

それからは、本当の絆で結ばれるような「家族」を探すため、街コンやお見合いなどに積極的に参加いたしました。

結局、半年でお見合い疲れをし退会しました。

そんな私を見て、陰で応援をして下さる方が居るとも知らず・・・。

(つづきは後半へ。)